赤紫色。野生のベリーやプラムの香り。濃厚なチョコレートチェリーやプラムの風味に続いて、ほのかなトーストとスパイスの風味。絹のようになめらかな渋味が心地よい。余韻が長く続き、シチリアの力強さを感じる。「ヴァスカ・ディチオット」とは18番のタンクで造られたという意味。

ぶどうは夜間に丁寧に手摘み。アリエ産フレンチオークで醗酵し12ヶ月熟成。深くて明るいルビー色。アマストオーラのテロワール特有の、スミレやサワーチェリーと海塩の混ざった香り。フルボディの中にやわらかく細やかなタンニンとミネラル感。フルーティな余韻が長く続く。良い年にしか作らないワイン。

褐色がかったレンガ色、凝縮されたチェリーやベリーの香り。24ヶ月オーク樽で、その後3年以上瓶内熟成され、タンニンと酸のバランスがとれた上質の赤ワイン。ワイナリー設立10周年を記念して造られた。

スパイシーなブラックベリー、プラム、ブルーベリーの香り、ミネラル感があり深く熟した果実の味わいがあり、余韻がが長い。エシカルワイナリーによって消滅の危機を免れた樹齢80年以上の石灰岩土壌の畑。手摘みで収穫。除梗され、全房が小さなタンクで自然醗酵。MLF。オーク樽で8ヵ月熟成。軽く濾過。亜硫酸無添加。生産数わずか542本の手作りワイン。

エシカルワイナリーによって消滅の危機を免れた樹齢80年以上の粘土土壌の畑。手摘みで収穫。半分は全房、半分は除梗し、500Lの小さなタンクで自然醗酵。フレンチオークの中古樽で8ヵ月熟成のち瓶詰。亜硫酸無添加。生産数わずか872本の手作りワイン。ふくよかで丸みを帯びた味わい、熟したプラムの特徴が詰まっている。タンニンはしっかりで、ボバルのジューシーな活力を強調するフレッシュさで仕上げられている。

明るいガーネット色、湿った土の香りとスパイスのあとバニラの香り。まろやかでビロードのようなタンニンと芳醇な味わいが楽しめる。砂とシルトと粘土の土壌。平均樹齢50年以上の古木より、手摘みで収穫。土着酵母により醗酵。フレンチオーク樽で熟成。亜硫酸はごく少量。

可憐な淡い色合い。赤スグリ、ラズベリー、白コショウのニュアンス。柔らかく華やか。サブリージョンはリマ。9月末に手摘みで収穫したブドウを、75％は除梗し、残り25％は全房のまま、ステンレスタンクで1ヵ月のスキンコンタクト。ノンフィルター。亜硫酸添加はごく少量。生産量わずか2000本。亜硫酸添加はごく少量。アルバレリャオンは現在では栽培量が激減し絶滅寸前の葡萄品種。

甘酸っぱい完熟さくらんぼと、ほろ苦いカカオ豆の香り。フルーティなブラックベリーと、スパイシィな胡椒の風味。牛肉、ラム肉のお料理。ダークチョコレートに。複数の畑、3つのテロワール（斑れい岩、角閃岩、雲母片岩）のぶどうを手摘みで収穫。畑由来の土着酵母による醗酵。亜硫酸無添加。生産量600本。

熟した赤い果実、タバコ、そしてコーヒーの香り、上質な絹のようなタンニンが感じられる。

香りの繊細さ、絹のようになめらかなタンニンはこの地区に育つピノノワールの特徴がよく表現されている。1000Lから4000Lの大きな木樽の中で熟成され、ほどよい木の香りが感じられる。7-10日間のマセラシオンにより、この色合いが得られる。赤土、砂、石灰岩の土壌。海抜430-550m。