金色をおびたオレンジ色。みかんの花、柑橘類、微かにバニラの香り。ドライながら、蜂蜜を思わせるまろやかな風味。トマトの旨味も僅かに感じる。標高900ｍの内陸の畑は良い酸をもたらす。アンフォラとフレンチオーク大樽で果皮浸漬し自然醗酵。その一週間の間、果皮から色素を抽出しつつ過剰な酸化を防ぐために、毎日繊細なパンプオーバーを行う。大樽で短期間のシュールリー熟成。

明るい淡黄色。 少しオリ。梨など白い花の香り。しっかりした骨格を感じる。石灰質の白い土壌。ブッシュ。11月近くの遅摘み。手摘み。果皮ごと浸漬し自然醗酵。圧搾後、1/4量はティナハ（甕）に移され、全量とも低温下で醗酵を続け、3か月シュールリー。亜硫酸ごく少量。少数生産のナチュラルワイン。

輝く黄金色。熟成されたフルーティな香り。フレッシュでバランス良く、抜群の存在感のあるオレンジワイン。軽いタンニンが感じられる。皮と澱とともに熟成。　

琥珀色。オレガノ、タイム、ベイリーフ、アールグレイ、マンゴー、カリン。素朴でやわらかいタンニン。ヴィーニョヴェルデの心地よいオレンジワイン。果皮ごと醗酵。熟成の一部は６ケ月樽熟成。

パスタ、リゾットなど軽い料理に。黄金色に輝く濃いレモン色。エンクルザードが誇る豊かなアロマ。トロピカルフルーツ、オレンジ、ミント、アプリコットなどの香り。フレッシュでミネラリー、口中ではフルボディな味わい。繊細でエレガントな長い余韻。花崗岩土壌、平均樹齢30年の畑。全房を破砕し24時間放置し自然醗酵が始まり、スキンコンタクトのままステンレスタンクで2カ月。その後バトナージュしながらシュールリー6ヶ月。少数生産。

やや褐色を帯びた麦わら色。爽やかさを感じる落ち着いたフルーティーでフローラルな香り。ドライで心地よい酸味。3000年前に火山が隆起してできたエウガネイ丘陵地のふもとの畑。手摘み収穫。ソフトプレス自然醗酵。ろ過・清澄はせずコンクリートタンクに8ヶ月置いた後、瓶詰。生産者家族の「楽しみ（ディレット）」のために造ったオレンジワイン。

うすく濁ったオレンジ色。無濾過のオリが見られる。はちみつ、オレンジの皮の香り。わずかなタンニンの口当たり。かすかに夏のフルーツの風味。チーズ、スパイシィ料理、青魚に。白い粘土石灰質土壌。ブッシュ。手摘み。ティナハ（素焼きの甕）内でスキンコンタクトし自然醗酵後、撹拌され、4ヶ月熟成。無濾過。亜硫酸無添加。クラウドファンディングが守る少量生産のナチュラルオレンジワイン。

輝く黄金色。夏の果物の香り。鋭い酸味。フルボディの味わい。粘土と石灰質の土壌。ブドウは破砕し、ステンレスタンクで醗酵後、デミジョン(ガラス容器)で熟成。無濾過、無清澄で瓶詰。コロライロはグリ色のブドウ品種。

琥珀色。しぼりたてのオレンジを思わせる風味。イキイキとした酸。味わいの余韻が長い。石灰質粘土土壌。収穫後、全房で満たした1000Lのステンレスタンクの下部のブドウのみを破砕し、スキンコンタクト、自然醗酵が始まる。蓋を閉めて21日間カルボニック・マセレーション。除梗、ソフトプレスし、醗酵が続く。その後、54Lのデミジョン(ガラス瓶)で熟成。「Q」はこのワインを初めて試したときの驚きと感動を表している。

淡い黄色。火打石、ローズマリー、ドライフラワー、柚子。きめ細やかな酸。食欲をそそる旨味。力強いエネルギーの持続を中心に感じる。標高550ｍ、斜面、樹齢60年以上、土壌への敬意を払い栽培された8種類以上の地ブドウを混植混醸。石造りのラガールで果皮ごと足踏みされ自然醗酵。無清澄無濾過。生産量わずか数千本。（「L-SKIN20」の表記が2020年産のロット番号）