柑橘系。フローラル。心地よい酸味。なめらかな舌触り。フレッシュ。ミネラル。アフロス蔵の看板品種であるローレイロのおいしさが隅々まで染み渡る。手摘み収穫。部分的に除梗。ステンレスタンク醗酵後、人の手でやさしく搾り、卵型コンンクリートタンクでオリと共に熟成。ノンフィルター。亜硫酸添加はごくごく少量。生産量わずか2990本。

可憐な淡い色合い。赤スグリ、ラズベリー、白コショウのニュアンス。柔らかく華やか。サブリージョンはリマ。9月末に手摘みで収穫したブドウを、75％は除梗し、残り25％は全房のまま、ステンレスタンクで1ヵ月のスキンコンタクト。ノンフィルター。亜硫酸添加はごく少量。生産量わずか2000本。亜硫酸添加はごく少量。アルバレリャオンは現在では栽培量が激減し絶滅寸前の葡萄品種。

ブラックチェリーの色。バルサミコの香り。なめらかな舌触り。やや複雑な風味、上質のタンニンを味わえる。ラガール（石造りの槽）でブドウを足踏み。自然醗酵。150Lのクレイポット（木樽様の形状。ロシンの畑から取った粘土で造られた）で16カ月熟成。

チェリーレッド色。熟したチェリー、コショウのニュアンス。力強くシャープ。渋味はなめらかで長い余韻。山・森・雨の気候風土がもたらす暗い影を思わせるダンワイン独特の柔らかさ。花崗岩と砂の土壌。標高350m。樹齢100年以上の畑（2017年の山火事で焼失）。7品種以上の黒白ブドウ品種と、オリーブ、イチジク、プラムなども混植されていた。黒ブドウは除梗し、白ブドウは全房を、小さめのラガールに入れ自然醗酵。生産量わずか683本。

美しいルビー色。芳醇な果実の甘い香り。ダークチョコレートやコーヒーのニュアンス。雨が少なく作柄が良い年の、厳選された原料ブドウの高貴な品格。芳醇な自然な甘さが、濃縮されあふれ出す。長く熟成されたシルキーななめらかさ。今なお力強い渋味や若々しい酸も感じる。3年間の樽熟成。