ブラックチェリーの色。バルサミコの香り。なめらかな舌触り。やや複雑な風味、上質のタンニンを味わえる。ラガール（石造りの槽）でブドウを足踏み。自然醗酵。150Lのクレイポット（木樽様の形状。ロシンの畑から取った粘土で造られた）で16カ月熟成。

白桃とアプリコット、スパイスの香り、チョーキーな口当たり、ち密でミネラル感のあるフィニッシュ。アンフォラで熟成。

黄金色に輝く麦わら色。熟した果実。トーストしたパン。クリーミィな味わい。エレガントな酸が特徴的。前菜、甲殻類や牡蠣、白身魚、チーズに。丁寧にオーガニック栽培されたブドウを手摘み収穫。ステンレスタンクと一部はオーク樽で醗酵熟成。ドサージュ(5g/l)と酵母添加し瓶内二次発酵。瓶内熟成は24ヵ月+デゴルジュマン後3ヵ月。

かすかなバラの花びら、レッドベリー、ブラックベリーの香り。生き生き、しっかりとした、洗練されたワイン。デカンテーションにより、味にさらなる深さと複雑さが加わる。赤身の肉、ジビエに。樹齢50年以上。フェシー村、モン・スル・ロール村、ジリ村、サン・リブル村の、複数の畑のピノ・ノワールをブレンド。畑由来の自然酵母で醗酵。50％は全房醗酵。フレンチオーク樽(新樽率10％)で10～16ヶ月熟成。無濾過。鳩(コロンブ)の紋章はパコ家の家紋。

ほのかなハーブや花の香り、心地よい柑橘類やりんごの酸味の味わい。リゾット、鶏料理に。サヴァニャンは地方によりハイダやパイエンとも呼ばれる地元のぶどう。畑由来の自然酵母で醗酵。ブルゴーニュ産フレンチオーク古樽でシュールリー。サヴォイ候アメディー6世からパコ家に下賜されたコロンブ（鳩）の紋章にちなんだ。

淡いルビー色のオレンジワイン。味わい、香りに上品さを兼ね備え、スパイシーな余韻が長く続く。ややタンニンが感じられる。モン・シュル・ロルとフェシーの高地に位置する畑。手摘み。果皮ごと浸漬し自然醗酵。樽で熟成、無濾過、亜硫酸無添加。ヴェルソは「反転」の意味。

輝く濃い黄色。非常に繊細な泡。桃、白い花、蜂蜜、トーストしたパン、バニラの香りが食欲をそそる。味わいは、桃、ホワイトペッパー、蜂蜜と、複雑でコクと気品があり心地よい。手摘みで収穫。ステンレスタンクと、一部は樽で醗酵。瓶内二次醗酵。ドサージュは6ｇ。瓶内熟成36か月後、スボッカトゥーラ後も3ヶ月の瓶内熟成。

赤みがかった淡い黄金色、きめ細かい泡立ち、非常にドライで骨格のしっかりした調和のとれたワイン。シーフード、鶏肉、前菜、食前酒に。テロワールの個性を最大に引き出すために自然を尊重し、妥協なしに造られた。畑由来の自然酵母で醗酵。シャンパン製法。補糖なし。生産量わずか2500本。2011年ヴィンテージ、デゴルジュマンは2015年。瓶内熟成36ヶ月。

アプリコット、熟したナシ、カラントの複雑な香り、繊細で滑らかなタッチの中に、アーモンドの味が感じられる。鮭、鱒、キノコや鶏肉、グリエールなどと相性が良い。75年以上の古木。大自然アルプスの標高800mの急斜面にある石灰質の白い畑は、夏の強い紫外線を受ける。大きなアンフォラで熟成。

スモーキー、パイナップル、ハミチツの香り、コンパクトでボリューム感があり、後味にミネラルが感じられる。石灰岩の雲母片岩土壌。アンフォラで10ヵ月醸造。「モンヅェット」とは地元の方言で「小さな丘」という意味。