■リマ(Lima)地区の山々に囲まれ、太陽の下リマ川を見下ろす丘の、20ha以上の恵まれた荘園には、ぶどうの他、アカシア、樫、松の木などが茂っている。
■17世紀から続くこの荘園を受け継いだのは、建築家であるヴァスコ・クロフト。イギリス・サセックにあるシュタイナー思想を教育するエマーソンカレッジでバイオダイナミック農法を学び、この土地を表現するユニークなワイン造りのため、土地固有のぶどう、ローレイロとヴィーニャオンのビオディナミ栽培を始めた。
■2010年末にはポルトガルで権威のあるViniportugal's International Conferenceの活動の一環としてその訪問を受けるという栄誉を受けるなど、今やポルトガルのビオディナミ農法のリーダー的存在である。