■ボデガ ナヴァルソティーリョはリオハに1995年に設立された若いワイナリーで、当初より有機栽培に転換する事を目標にスタートし、現在ではラモン、ルイス、アンドレス・セラーノ3兄弟によって営まれている。この3人ほど異なる性格はないほどで、ルイスはパンプローナ大学の教授、ラモンはおとなしい実直な醸造責任者、アンドレスは活動的な経営者で、短期間にスペインのビオワインの世界をけん引するワイナリーに成長した。
■70haの敷地を所有し、ぶどうのほかにプラム、りんご、梨、アスパラガスなどの果物、野菜を作りスペインの高級百貨店チェーンに卸している。ワインの生産量は年間800,000本。使われる樫樽は1200個で、このうち90個ほどの樽が毎年新しいものと入れ替えられる。伝統的リオハの製法と近代的設備によりさまざまなヴァリエタルワインなど、市場のニーズに合う様々なスタイルの上質なオーガニック認定ワインを提供している。