2ヶ月間シュル・リー。淡い黄金色。レモンとバラの花のほのかな甘い香り。グレープフルーツとメロンの風味とさわやかな酸味が広がる。つややかな余韻。ヴィーニョヴェルデの貴婦人といわれる高貴な品種ローレイロ。『美の女神アフロス』を名乗るシリーズの一番人気がこれ。

グリーンがかった輝くシトラスカラー。優雅なシトラスの香り。柑橘果実やフローラルの風味。ドライなミネラル感。熟成された深み。複雑で上質なヴィーニョ・ヴェルデ。サブ地域はリマの南。南花崗岩、砂、石灰岩の土壌。南向きの傾斜。手摘み収穫。12時間のスキン・コンタクト。自然醗酵。フレンチオークと栗木の樽で熟成。

淡い赤色、ブラックベリーやチェリーの香り、フルボディでフレッシュで生き生きとした風味があり、力強い味わい。ステンレスタンクで一次発酵後、2カ月間シュールリーの熟成。濾過して瓶内二次発酵。澱抜きから6ヵ月。【炭酸ガス圧：6.4 bar】

深みのある濃い紫色の美しい泡立ち。ブラックベリー、ラズベリー、タバコやチョコレートの複雑な風味。印象はパワフルでも、丸いタンニンと新鮮な酸味が繊細に相まった逸品。サブ地域はリマの南。ラガール(花崗岩の槽)で足踏み。MLF。シュールリー。瓶内二次醗酵はなんと67ヶ月にも及ぶ。【炭酸ガス圧：6.7 bar】

ほんのりとオレンジがかった濃いめの黄金色。香りは豊潤。オレンジ、黄りんごコンフィ、蜂蜜、カモミール、リンデン、ハーブティー、スモーク香、コリアンダー、白こしょう、スパイス、ほのかにヨード香。まろやかな果実味。しっかりとした酸味。後半にほのかな苦味。スパイスを伴う余韻。醸造過程で電力を使わず、1300Lのアンフォラで自然醗酵、熟成。亜硫酸添加は少なめ。

淡い赤色。乾燥したバラの花びらとポプリの香り。ほんのり梅のニュアンスも感じられる。アンフォラの中で黒ブドウと白ブドウを混醸・自然醗酵させる自然なロゼの造り方。電力を極力使わないワイン造り。

細かい泡。繊細な気品の漂う柑橘類の花の香り。さわやかでかすかに甘やかな柑橘の風味。長い余韻。20haの畑。ホーロータンクで果皮ごと浸漬し自然醗酵、醗酵途中で瓶に入れ瓶内で醗酵が終わる。3か月後にデゴルジュマン。酵母と糖を添加せずに造る自然な泡立ち。亜硫酸添加はごく少量。生産量2万本。【炭酸ガス圧：3.8 bar】

自然な淡い繊細さの中に、凛とした気品を感じるロゼ・ペットナット。自然発酵。醗酵途中で瓶詰、5か月後デゴルジュマン。酵母も砂糖も加えないペットナット。亜硫酸添加はごく少量。このワインが電力を極力使用せず造られたことを表すイラスト。ギリシャ神話で農作物を守るファウヌス神。【炭酸ガス圧：3.3 bar】

凝縮した濃い赤紫、むしろ黒に近い色。エキゾチックな野イチゴのジャムの香り、9ヶ月のフレンチオークによる樽熟成でバニラを感じるスパイシーな風味が加わる。エレガントでシルキーな中に、力強く口中いっぱいに充実感満ち溢れる複雑ながっしりしたワイン。この地域独特の調和のとれた酸がワインを美味しくしている。シレヌスはギリシャ神話に出てくる精霊。

濃い紫色。エキゾチックな野生の果実、ジャム、バニラとスパイスの香り。絹のような滑らか。エレガントで力強い味わい。ビオディナミ、ホメオパシーの手法で丁寧に栽培。アンフォラで自然醗酵。ノンフィルター。酸化防止剤は極少量。生産量わずか1200本。