■レイモンド・パコと彼のチームは、スイスのジュネーヴ湖の北ヴォー州のフェシー村にあるドメーヌ・ラ・コロンブの15haの畑で、10種類のぶどうを育てている。
■レイモンドはワイン醸造学を学び、南アフリカ、カリフォルニア、スペインでの経験のあと1978年にフェシー村に戻り、父のワイナリーを引き継ぐ。長年にわたりビオディナミに基づいた土壌造りと、土壌のミネラルを味わいに引き出すことに取り組む。特に、フェシー村の石灰質土壌の個性をよく反映したシャスラの素晴らしい味わいは、国際的に高評価を受けている。
■2019年からは長女のラウラが醸造に加わり、亜硫酸無添加など、新しいスタイルのワイン造りへ意気込みを見せている。